7110です。
連休最後の部活は、残念ながら開始早々の雨で不完全燃焼に終わりました。
さてブルさんお待ちかねのデフのメンテですが
二回に分けてお伝え致します、今回は分解編です
ちなみに今回分解するデフはアソシエイテッドのSC10のデフですが
他の二輪駆動バギーやSCトラックのデフも大きな違いは有りません。
レースを意識した車やRTRや低価格車のオプションパーツ等で良くあるボールデフですが
作動原理や仕組みを理解すれば、どのような状態が正しい姿かが理解出来ると思います。
まずギヤボックス(ミッションとも呼ばれる)を開けます、3つ並んだギヤの大きなギヤが
ボールデフになります。
早速デフを貫通しているデフスクリューを緩めて分解です
この時に、画像真ん中のギヤからボールが落ちてしまう車種が有るので、要注意!
二枚目画像の左右に見えるアウトドライブ(デフカップとも呼ばれる)から
デフリングを取り外しウエスで拭いた状態
良く見るとデフリング中央より外側に、一周溝が出来ているのが分かると思います。
二枚目画像中央に有るデフギヤよりデフボールを取り出します
車種によってはポロポロ取れる場合も有りますが取り出しづらい場合には
ボールにダメージを与えない材質の物で押し出します(爪楊枝等)
デフスクリューと共にスラストベアリングを取り外す(白い部品の右に見えるのは工具です)
この際にもスラストボールの紛失に注意!
Tナット(デフロックナットとも呼ばれる)とデフスプリングも忘れずに取り外します
私の場合はデフギヤとデフシャフト、スラストベアリング一式を
シャカシャカ君に入れて洗浄します。(ブルさん、逆噴射に要注意!)
今日はここまでです、次回再利用出来る部品の選定と組み立てに入ります。